トホス
【本コンテンツの配信収益は、監督の意向により撮影地に還元されます】 西アフリカ、ベナン共和国では、多彩な神格や霊的存在からなるヴォドゥン信仰が広く信じられている。ヴォドゥンの神格には、雷神などの自然物、疱瘡神などの伝染病と関わるもの、蛇などの動物と関わるもの、先祖霊と関わるものなどがある。 その中で、トホスと呼ばれる神格は、憑依する神であると同時に、人間の形で生まれてくる神でもある。特に、身体や知的に障がいを持って生まれた場合、その子どもはトホス神とされる場合が多い。 本作品の主人公であるポールは、子どもの頃話すことができず、占いでトホス神であると判じられた。 ポールが村を歩くと、人々はポールをからかう。しかし、話すことができなかったポールは、周囲に挑発されることによって、少し話すことができるようになったのだと、村の人は言う。お金がある時は人びとはトホス神であるポールに捧げ物をし、ヴォドゥンの儀式の際には、憑依した神々が神自身であるポールに挨拶に来る。 そのようにして村の人は、畑仕事をせずに一日中散歩しているポールを侮り馬鹿にしながらも,畏れ、愛でる。神と人間が生きる、聖性と俗性が入り混じった世界を、ポールに寄り添いながら映し出した。 (28分/2018年制作/2016〜2017年撮影/HD/カラー/16:9) …
- Genres:
- Documentary
- Availability:
- Afghanistan +more